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美容クリニックのYouTube動画で逆効果なこと7選

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美容クリニックのYouTube動画で逆効果なこと7選

YouTube動画を作る際にまず気を付けるべきことは、視聴者目線で考えることです。

以下のようなことを常に意識して、動画制作を行うことが大切です。

  • 視聴者にとって分かりやすい内容になっているか
  • 視聴者の役に立つ内容になっているか
  • 視聴者を飽きさせない構成になっているか

 

本記事では、視聴者目線ではない逆効果な取り組みについて、具体的に解説します。

一つでも当てはまる項目がある場合は、ぜひ改善を検討してみてください。

 

企画編

YouTube動画の制作をするうえで、企画は最も重要な項目と言っても過言ではありません。

視聴者目線で、視聴者にとって有益であることが必要不可欠です。

本章では、企画を考える際に避けたほうがいいことをご紹介します。

 

おすすめしたい施術をテーマにする

クリニックにはそれぞれ、得意な手術や高単価施術など、積極的におすすめしたいメニューがあると思います。

しかしながら、YouTube動画では、おすすめしたいこと・アピールしたいことからテーマを決めるのは得策ではありません。

特に始めたばかりのチャンネルであれば、まずは視聴者が知りたいことや需要のあるテーマで発信することをおすすめします。

どうしても伝えたい内容がある場合でも、まずは視聴者に興味を持ってもらえるような切り口から内容を考えてみてください。

動画の中盤~終盤にさりげなくアピールすることで、宣伝のように見えづらくなります。

 

幅広い層に向けて発信する

多くの人に見てもらいたいと願うあまり、幅広い属性のターゲットに向けた幅広いテーマで発信をしたくなる人もいるのではないでしょうか。

しかし、最終的にファンになってもらう・来院に繋げるためには、ある程度ターゲットを絞った方が特定のユーザーに刺さりやすくなります。

既存患者の属性や、取り込みたい客層を意識した動画作りを心がけましょう。

 

クリニックの宣伝をする

宣伝が目的のコンテンツは、ユーザーファーストではありません。

あくまで、視聴者にとって有益な情報であることが大前提です。

宣伝の要素があるメッセージは、なるべくさりげなく伝えましょう。

「ぜひ当クリニックにお越しください」のような直接的なお願いも最低限に留めておくことをおすすめします。

 

 

トーク編

YouTube動画のトークで必要なことは、視聴者を飽きさせないことです。

また、誰にでも理解ができる、分かりやすい説明をすることが大切です。

本章では、YouTubeのトークで避けるべきことについて解説します。

 

アドリブで話す

美容ドクターであれば、美容の知識や施術に関する解説は、日頃から行っていることなので、慣れていることでしょう。

そのため、ついアドリブで話しても大丈夫だと思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、アドリブでの撮影には注意が必要です。

YouTube動画において、台本はとても重要な役割を持っているからです。

YouTubeでは話す順番が違うだけで、視聴維持率が大きく変わることがあります。

視聴維持率とは、視聴者がその動画をどのくらい見続けたかを示す指標のことです。

そして、この指標が高いとYouTube内での露出が多くなります。

つまり、再生回数にも関わってくるというわけです。

一字一句読み上げるような台本である必要はありません。

伝えたいことがしっかりと伝わるよう、できる限り分かりやすい内容にするためには、予め台本を作成しておくことをおすすめします。

 

専門用語を使う

YouTube動画では、医学用語などは極力使わず、一般的に知られた言葉で説明した方が視聴者が集まりやすくなります。

もちろん視聴者の中には、美容に詳しいユーザーもいることでしょう。

ですが、YouTube動画では、なるべく詳しくない人や初心者でも分かるような説明にすることをおすすめします。

専門用語や初心者には分からない可能性のある言葉を使う場合は、言葉の説明を補足して誰にでも理解できる解説になるように心がけましょう。

 

 

動画編集編

YouTube動画の再生数は、決して動画編集のクオリティとは比例しません。

不必要な要素は、なるべく入れない方がいいでしょう。

デザインに関しても、必要以上にハイクオリティにする必要はありません。

以下の2点を参考にデザインを検討してみてください。

 

おしゃれなデザインにする

YouTubeの動画やサムネイルのデザインは、チャンネル登録を増やすうえで重要な要素であり、クリニックのイメージとも直結します。

ですが、YouTubeコンテンツに必要なのは、必ずしも「オシャレ」や「カッコいい」デザインではありません。

きれいなデザインを追求するあまり、最も伝えたいことが十分に伝わらなかったり、競合のコンテンツに見劣りしてしまうことがあります。

YouTubeのプラットフォーム内での見え方や、YouTubeで好まれるデザインがどういったものなのかを研究して、最適なデザインを検討してみてください。

 

長すぎるオープニングを入れる

YouTube動画のオープニング映像は、ブランディングの役割を果たしたり、視聴者の気持ちを高める効果があります。

しかしながら、長すぎるオープニングを入れることは、おすすめできません。

視聴者は、サムネイルやタイトルを見て、その内容に興味を持ってクリックをしています。

その貴重な一人が、いつまで経っても説明が始まらないという理由で、動画を見ることを辞めてしまったとしたらとても残念なことです。

視聴者の熱が冷めないうちに本題に入れるよう、オープニング映像はなるべく簡潔にすることをおすすめします。

 

執筆者:ツナギラボ 伊藤